バンコクで「どこで買い物しようかな?」と迷ったとき、私は必ず候補に入れる場所があります。
それが エンポリアム(The Emporium) です。
デパートとしての機能だけでなく、グルメ、映画館、スーパーなどを兼ね備えた “複合型モール” で、私にとっては「ちょっと贅沢な日常使いスポット」。
旅行者の方には「効率良く楽しめる場所」、移住者には「落ち着ける拠点」になると思います。
この記事では、私の体験を交えながら、最新の営業時間・アクセス・フロア構成・おすすめの回り方・グルメ・両替や映画館情報まで、幅広くお伝えします。
これを読めば、エンポリアムをより自分なりに楽しめるようになるはずです。
営業時間と訪れるベストタイミング
基本の営業時間
まず正確な情報から。エンポリアムのショッピング/デパート部分は、毎日 10:00〜22:00 が標準営業時間です。emporium.co.th+4emporium.co.th+4emporium.co.th+4
(以前、11:00〜21:00という情報も見かけるサイトがありますが、それは誤りか旧情報と思われます。)discoverythailand.com
私も最初、朝早すぎる時間に行って開いていなくて焦った経験がありますが、10時オープンを確認しておけば安心です。
飲食店やカフェによっては営業時間が前後することもあるので、特定のお店を狙うなら事前チェックをおすすめします。
私がおすすめする時間帯
- 朝10時台(オープン直後)
人がまだ少ないので、ゆっくり店内を見て回れます。
ウィンドウディスプレイを撮影するならこの時間帯がベスト。 - 夕方〜夜
17時以降は人が増え、賑やかな雰囲気になります。
ショッピング+ディナーという流れで来る人が多くて、館内もライトアップされていい雰囲気。 - 平日昼間
混みすぎず、リラックスして歩きたいときには平日昼(11時~14時あたり)が狙い目です。
アクセス方法:BTS直結が便利すぎる
BTSでのアクセス
エンポリアムの最大の強みは、BTSスクンビット線「Phrom Phong(プロンポン)」駅と直結していること。emporium.co.th+3ウィキペディア+3My Guide Bangkok+3
駅改札からスカイウォークを通ってそのままモールに入れるので、雨の日や強い日差しの日でも快適にアクセス可能です。
私も雨が急に降ってきたとき、BTSを使ってモールに直行できて本当に助かりました。
タクシー・Grab
タクシーやGrabでも行けます。
スクンビット通り沿いなので「The Emporium, Sukhumvit 24」と伝えれば通じやすいです。
ただし、やはり夕方以降のスクンビット通りはかなり混むので、時間的余裕を持って出発するのが無難です。
徒歩や近距離移動
プロンポン駅周辺にはホテルやコンドミニアム、カフェが多いため、近くに宿泊していれば歩いて行くのも気持ちいい選択肢。
BTS駅から地上に出るまでのスカイウォークも風通しがよく、散歩感覚でモールまで足を伸ばすことがあります。
フロア構成と効率的な回り方
モールの構成をある程度把握しておけば、迷子になることも少なくなります。
私も最初、どの階に何があるか分からずウロウロした経験がありますが、マップを見ながら動くとかなり効率的になります。
以下は、2025年時点での主なフロア構成の概要(モール情報サイトや案内板をもとに)です。
フロア構成(主な内容)
階 | 主な内容 |
---|---|
B1(地下1階) | 両替所、カフェ、軽食・雑貨コーナー |
1~2階 | 高級ブランド(ルイ・ヴィトン、グッチ、シャネルなど) |
3階 | コスメ・アクセサリー・ライフスタイル雑貨 |
4階 | ファッション(カジュアルブランド含む)、スポーツ用品、インテリア雑貨 |
5階 | レストラン街・フードコート(Emporium Food Hall) |
6階 | 映画館(SFX や Emprivé Cineclub)、本屋、キッズ関連ショップ |
7階 | スーパー「Gourmet Market」・家電・日用品 |
私のおすすめルートは、「先に上の階まで登って、そこから徐々に下りながら巡る」方法。
特に映画やグルメを利用するなら、上層階をベースにしてから降りていくのが効率的です。
フロアマップの入手と活用法
館内にはインフォメーションカウンターがあり、紙のフロアマップ(英語版含む)が置いてあります。
ただ、私も紙マップだけで回っているとエスカレーター位置で迷うことがあったので、以下も併用すると便利です:
- デジタルマップ:公式サイトや館内のデジタルサイネージで確認できることが多いです。
- スマホで撮影:紙マップをスマホで撮っておけば、いつでも見返せて安心。
- 目印を意識する:エスカレーター、吹き抜け、柱の形などを目印にすると道迷い防止になります。
ブランドショップとおすすめ店舗
1〜2階には世界的なラグジュアリーブランドが揃っています。
歩くだけで“特別な気分”を味わえる空間です。
主なブランド例:
Louis Vuitton、Gucci、Chanel、Prada、Dior、Hermès、Cartier、Tiffany & Co. などemporium.co.th+3ウィキペディア+3My Guide Bangkok+3
私が特に印象に残っているのは、ルイ・ヴィトンのガラス張りウィンドウ。
開放的で洗練されたデザインが目を引き、つい足を止めて見入ってしまいます。
また、エンポリアムにはタイ国内ブランドやセレクトショップも入っていて、「ここでしか見られないもの」が見つかる可能性があります。
私は地元ブランドを探して「あ、これかわいい!」と即買いしたことも何度か。
さらに補足として、4階にはスポーツ用品やアウトドア用品がまとめられていることもあるようで、ゴルフ用品コーナーも確認された例があります。My Guide Bangkok
フードコート & グルメ情報
モールで長時間過ごすなら、食事スポットが快適であることが重要です。
エンポリアムの Emporium Food Hall は、その点でも信頼できる場所。wanderlog.com+2Tourist Bangkok+2
屋台風のブースから日本食、西洋料理まで幅広く揃っていて、味も清潔感もレベル高め。
私がよく注文するのは、定番の カオマンガイ(鶏ごはん)。シンプルだけど「うん、美味しい」と感じる一皿です。
甘いもの好きなら カオニャオ・マムアン(マンゴーともち米) もぜひ試してほしい一品。
価格も 100~200バーツ程度で、旅行者にもお財布に優しい範囲。
ただし、人気ブースは昼食時に列ができるので、その時間を避けるとストレス少なめです。
補足:Food Hall は 5階にあるという情報も多く見られます。hotels+3Tourist Bangkok+3wanderlog.com+3
両替 & スーパー情報
両替所
地下 B1 階には SuperRich などの両替所 が入っていて、比較的便利なレートで両替できることが多いです。Emdistrict+2Tourist Bangkok+2
旅行中「もう少し現金が必要だな」というとき、ここを使うのが定番になっています。
スーパー「Gourmet Market」
7階には高級スーパー Gourmet Market があり、輸入食品や質のいいタイの食材、スイーツなどが並んでいます。hotels+2My Guide Bangkok+2
私は日本に帰る直前に、バラマキ用のお菓子やドライフルーツをここでまとめ買いすることが多いです。
映画館情報
6階には 映画館(SFX や Emprivé Cineclub) があり、最新映画を上映しています。ウィキペディア+2My Guide Bangkok+2
スクリーン数が多く、音響設備も良いため、映画好きな私にとっては“買い物休憩スポット”として重宝しています。
上映作品には英語字幕付きのものもあるので、観光客にもおすすめ。
映画の時間をチェックしておけば、ショッピングや食事をしながら “映画タイム” を挟むという1日プランも立てやすいです。
ちょっと役立つ豆知識・コツ
- 観光客向け特典:Tourist Card
パスポートを提示すると、Emporium ほか EM District(Siam Paragon / EmQuartier 等も含む)で特別割引を受けられることがあります。Tourist Bangkok - 無料 Wi-Fi
EM District(Emporium, EmQuartier など)全体で無料 Wi-Fi が提供されていることが多いので、マップ検索や乗り換え案内に使えます。Emdistrict - ベビーカー・車椅子貸し出し
ベビーカーや車椅子を貸出している場所が館内にあるため、子連れやお年寄り連れでも安心。Emdistrict - 祈祷室(礼拝室)
モールには祈祷室も設けられているという案内があり、旅行中でも礼拝できる場所が確保されています。Emdistrict - 隣接モール(EM District)との相乗効果
エンポリアムは EmQuartier や Emsphere とともに “EM District” を形成していて、隣接モールも含めて回ると1日楽しめます。ForeverVacation+3ウィキペディア+3ウィキペディア+3 - ベンジャシリ公園の立ち寄りもおすすめ
エンポリアムのすぐ隣にはベンジャシリ公園(Benjasiri Park)があり、買い物の合間に自然の息抜きができます。ウィキペディア
まとめ
エンポリアムは、私にとって「バンコクに来たら一度は必ず訪れる場所」のひとつです。
BTS直結でアクセス良好、10:00〜22:00の営業、ラグジュアリーブランドからタイ雑貨、グルメ、映画、スーパー、両替所までを一か所でカバーする懐の広さ。
朝の静かな時間、夕方の賑やかな時間、それぞれ異なる顔を見せてくれるその空間は、旅の思い出にも、日常の癒しにもなります。
この記事を読んで、あなた自身の「エンポリアムの歩き方」が見つかれば嬉しいです。
次回、バンコクに来られるときは、ぜひフロアマップ片手に探検してみてください。
きっと、お気に入りのショップや風景が見つかるはずです。